“たうじやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
當城66.7%
騰上33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寶暦はうれきころ當城たうじやうあるじ眞田伊豆守幸豐公さなだいづのかみゆきとよぎみよはひわづかに十五ながら、さいびんに、とくたかく、聰明そうめい敏達びんたつきこたかかりける。
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
前御城代ぜんごじやうだい山城守殿やましろのかみどの以來いらい大鹽おほしほたゝりで、當城たうじやうにはろくなことがないな。』
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
手もて探りて漸く進むに、石土の熱きを覺ゆるに至りぬ。巖罅がんかよりは白き蒸氣騰上たうじやうせり。既にして平滑なる地を見る。こは二日前に流れ出でたる熔岩なり。