“せいめん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
生面69.2%
青面23.1%
西面7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
月下の美人生面せいめんにしてわが名をる。馭者たる者だれか驚かざらんや。渠は実にいまだかつて信ぜざりし狐狸こりの類にはあらずや、と心はじめて惑いぬ。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
さて、ここで物語は、長身青面せいめんの壮士、楊志の旅とともに、開封かいほう東京とうけいの都へ移って行くことになる。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
發掘はつくつ開始かいしされたが、わるときには何處どこまでもわるいもので、東面とうめん地主ぢぬし西面せいめん地主ぢぬしとは、感情かんじやう衝突しようとつなにつて、西面せいめんはうへ無だんけるとはしからんとかなにとか
それで西面せいめん横穴よこあなには斷念だんねんして、山頂さんてう主墳探しゆふんさがしに全力ぜんりよくつくこととなつたが、相變あひかはらず埴輪圓筒はにわゑんとう破片はへんや、埴輪土馬はにわどば破片等はへんとうくらゐで、さら石槨せきくわく突當つきあたらぬ。如何どう古墳こふんいらしい。