“すわちょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
諏訪町100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
師匠東雲師の家が諏訪町すわちょうへ引っ越して、三、四年もうちに、珍しかった硝子ガラス戸のようなものも、一般ではないが流行はやって来る。師匠の家でもそれが出来たりしました。
重兵衛にむすめが二人あって、長女に壻を迎えたが、壻は放蕩ほうとうをして離別せられた。しかし後に浅草あさくさ諏訪町すわちょうの西側の角に移ってから、またその壻を呼び返していたそうである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
もっとも剣術なども達者であるとか聞きましたが、当時、住居すまい諏訪町すわちょうの湯屋の裏にあった。