“じゃくそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
若僧80.0%
弱宋20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こぶしをあげて一にん天窓あたまをうたんとせしに、一幅ひとはばの青き光さっと窓を射て、水晶の念珠瞳をかすめ、ハッシと胸をうちたるに、ひるみてうずくまる時、若僧じゃくそう円柱をいざり出でつつ、つい居て
竜潭譚 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
華厳けごんを研究して、叡山の若僧じゃくそうのうちでは、並ぶ者がないよしを噂に聞いたが」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
事の実際をいえば弱宋じゃくそうの大事すでに去り、百戦必敗ひっぱいもとより疑うべきにあらず、むしろはじしのんで一日もちょう氏のまつりそんしたるこそ利益なるに似たれども
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)