“じそんしん”の漢字の書き方と例文
語句割合
自尊心100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もとより、だれも、ぼく気持きもちのわかるはずはありませんでした。また、ぼくは、自尊心じそんしんから、自分じぶん弱虫よわむしなばかりに、あねをはずかしめて、どくおもったことを、だれにもかたになれませんでした。
だれにも話さなかったこと (新字新仮名) / 小川未明(著)
自尊心じそんしんがきずつけられるからだ。
久助君の話 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
しかし、祖父そふは何ともいわないで、彼の方へやって来ていてくれた。クリストフには祖父そふ満足まんぞくしているのがよくわかった。彼は小さな自尊心じそんしんから、そういう好意こういがうれしかった。
ジャン・クリストフ (新字新仮名) / ロマン・ロラン(著)