“しんげんぶくろ”の漢字の書き方と例文
語句割合
信玄袋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手近に置くべきもの丈を入れた信玄袋しんげんぶくろは自分で持つて行く。行李かうりはあとから落着いた先へ送つて貰ふことにした。
計画 (新字旧仮名) / 平出修(著)
トランク、信玄袋しんげんぶくろ、亀の子煎餅せんべい、バナナ籠、風呂敷包み……その下から出て来た、ビラの付かないズックの四角い鞄の中から受話器を取出して耳に当てた。
人間レコード (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「歩く! しまいまで歩く!」と言って丈の高い商人風の客は大きい信玄袋しんげんぶくろをさげた。
黄昏 (新字新仮名) / 水野葉舟(著)