“しゅっしょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
出所50.0%
出処50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その出所しゅっしょのいずくなるをしばらくとするも、とにかく『海底軍艦』などの科学小説がその頃現れ、読者の血を湧したことは厳然げんぜんたる事実であって
『地球盗難』の作者の言葉 (新字新仮名) / 海野十三(著)
買いたいは理の当然されば男傾城おとこけいせいと申すもござるなり見渡すところ知力の世界畢竟ひっきょうごまかしはそれの増長したるなれば上手にも下手にも出所しゅっしょはあるべしおれが遊ぶのだと思うはまだまだ金を
かくれんぼ (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)
就中なかんずく、周の封建の時代と我が徳川政府封建の時代と、ひとしく封建なれども、その士人しじん出処しゅっしょを見るに、支那にては道行われざれば去るとてその去就きょしゅうはなはだ容易なり。
徳育如何 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
一見他に意味いみなきがごとくなれども、ロセツの真意しんいは政府が造船所ぞうせんじょ経営けいえいくわだてしその費用の出処しゅっしょに苦しみつつある内情を洞見どうけんし、かくして日本政府に一種の財源ざいげんあたうるときは