“しゅじん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
主人95.7%
良人1.7%
手刃0.9%
主翁0.9%
亡夫0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むかし、大和国やまとのくに貧乏びんぼう若者わかものがありました。一人ひとりぼっちで、ふたおやつま子供こどももない上に、使つかってくれる主人しゅじんもまだありませんでした。
一本のわら (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
「ああお前様の可愛いご良人しゅじんに?」
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
今両人を手刃しゅじんして、その浅ましい事実を自分が知っているということを家中の者に知らせるのも、彼にとってはかなりの苦痛であった。
忠直卿行状記 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
忠直卿にいさぎよ手刃しゅじんされんための手段に過ぎなかったようにも思われた、もしそうだとすると、忠直卿が見事にその利腕を取って捻じ倒したのも、紅白仕合に敵の大将を見事に破っていたのと
忠直卿行状記 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
と、友人の家でも同じような女の姿があらわれるので、蚊帳を買った家へ返しに往った。するとそこの主翁しゅじん
女の出る蚊帳 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「いいえ。亡夫しゅじんの伯父なのでございます」
むかでの跫音 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)