“さたけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
佐竹100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蘿月はその頃お豊の家を訪ねた時にはきまっておいの長吉とお糸をつれては奥山おくやま佐竹さたけぱら見世物みせものを見に行ったのだ。
すみだ川 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
寛永十七年の二月であった……疋田は秋田藩佐竹さたけ家の老職で二千三百石だし、宇女の家は平徒士かちで二百石余の小身だったが、疋田の嗣子主馬が宇女をみそめ、たっての望みで縁が結ばれたのである。
三十二刻 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
蘿月らげつころとよの家を訪ねた時にはきまつてをひ長吉ちやうきちとおいとをつれては奥山おくやま佐竹さたけぱら見世物みせものを見に行つたのだ。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)