“こはぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小萩88.9%
木萩11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
南の御殿のほうも前の庭を修理させた直後であったから、この野分にもとあらの小萩こはぎが奔放に枝を振り乱すのを傍観しているよりほかはなかった。
源氏物語:28 野分 (新字新仮名) / 紫式部(著)
かやや、すすきや、桔梗ききょうや、小萩こはぎや、一面にそれは新芽を並べて、緑を競って生え繁っていた。
怪異黒姫おろし (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
宮城みやぎのにあらぬものからから衣なども木萩こはぎのしげきなるらん
樋口一葉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)