“けいじろう”の漢字の書き方と例文
語句割合
慶次郎100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
慶次郎けいじろうがぽいっとおじぎをしましたからわたくしもしました。紺服の役人はメリケン粉のからふくろを手に団子だんごのようにきつけていましたが少しかがむようにしました。
二人の役人 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
そこで土曜日に私は藤原慶次郎けいじろうにその話をしました。そして誰にもその場所をはなさないなら一緒いっしょに行こうと相談しました。すると慶次郎はまるでよろこんで言いました。
(新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
藤原慶次郎けいじろうがだしぬけに私にいました。私たちがみんな教室に入って、机にすわり、先生はまだ教員室に寄っている間でした。尋常じんじょう四年の二学期のはじめごろだったと思います。
鳥をとるやなぎ (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)