“くしんさんたん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
苦心惨憺80.0%
苦心慘憺20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
学校の講堂もそうである。この事については学長はじめ必ず苦心惨憺くしんさんたんたるものがあるであろうが、ここにこれを明言するだけの成算が未だ立っておらないのであろうかと思うのである。
始業式に臨みて (新字新仮名) / 大隈重信(著)
「おれはきょうまで、こうして、少しもつかれずにいたのは、まったく、かれが苦心惨憺くしんさんたんして、朝ごとにしょくを口にいれてくれたおかげだ。どこかそこらにいるにちがいないからさがしてくれ」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
吾等われら幾年月いくねんげつ苦心慘憺くしんさんたんみづあわいや親愛しんあいなる日本帝國につぽんていこくために、計畫けいくわくしたことが、かへつてき利刀りたうあたへることになります。