“ぎれい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
儀礼50.0%
綺麗16.7%
偽礼16.7%
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは皇大神宮こうたいじんぐう皇居こうきょに対する儀礼ぎれいで、その当時は、極左きょくさ分子や一部のキリスト教徒以外の全国民によって当然な国民儀礼と認められ、集団行事においてそれを欠くことは
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
ヘンリイ・ウイリアムズは、背丈せたけの高い、小綺麗ぎれいな紳士だった。敏捷すばしっこく動く眼と、ロマンティックな顔の所有主だったとある。
浴槽の花嫁 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
二人とも安物ながら身綺麗ぎれいな服装をしていたが、女が確固しっかりとしているわりには、男は、なまけ者の様子だった。
浴槽の花嫁 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
幼い時から寺が嫌いで、大きくなるに従っていよいよその形式一方偽礼ぎれい一点張でやってゆく僧侶生活が眼に余って来た。
青年僧と叡山の老爺 (新字新仮名) / 若山牧水(著)
と、年老としとった女の返事があって障子しょうじを開け、こぎれいな五十前後の背の高い女が顔をだした。
妖影 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)