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ぎおんとうじ
ふりがな文庫
“ぎおんとうじ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
祇園藤次
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
祇園藤次
(逆引き)
制止
(
せいし
)
する
目付役
(
めつけやく
)
をふりもぎって、とつぜん、かれのうしろ姿を追いかけた
慓悍
(
ひょうかん
)
なる男があった。——これ
祇園藤次
(
ぎおんとうじ
)
だった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いうが早いか、
槍
(
やり
)
を持ちなおして、
敢然
(
かんぜん
)
と
試合場
(
しあいじょう
)
のほうへ帰ってきたが、まだ
礼
(
れい
)
もすまないうちに
血気
(
けっき
)
ばしった
祇園藤次
(
ぎおんとうじ
)
が、
颯然
(
さつぜん
)
とおどりかかった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
心貫流
(
しんかんりゅう
)
の
丸目文之進
(
まるめぶんのしん
)
だろう。イヤ、
吉岡流
(
よしおかりゅう
)
の
祇園藤次
(
ぎおんとうじ
)
だろう。なアに
諸岡一羽
(
もろおかいちう
)
なら
慈音
(
じおん
)
とちょうどいい勝負、などと
衆人
(
しゅうじん
)
の
下馬評
(
げばひょう
)
からして、この
方
(
ほう
)
は
活気
(
かっき
)
が立つ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
平常
(
へいぜい
)
、道場の会計や、また奥向きの経済のやりくりは、
祇園藤次
(
ぎおんとうじ
)
が用人役として、切り盛りしていたのであるが、そのかんじんな藤次は数日前に、旅先で寄せた金を持ったまま
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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