“きゅうてき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
仇敵97.7%
窮敵2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それもいい気持になって、なんとも言えぬ満足を感じるまでに腹を立てるのじゃ。こうして本当の仇敵きゅうてきのような心持になってしまうのじゃ……。
どんな仇敵きゅうてきでも、鬼であっても、そこなえまいと見える美貌びぼうをお持ちになるはずである。しばらく躊躇ちゅうちょをあそばしてから
源氏物語:53 浮舟 (新字新仮名) / 紫式部(著)
下邳の窮敵きゅうてきに気づかれると、死にもの狂いの抵抗をうけることは必然なので、山を伝い、山間を抜け、ようやく呂布の背面にまわった。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)