“がいろ”の漢字の書き方と例文
語句割合
街路100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
シルクハットをかぶり、大きなつつみをかかえたおかしな人かげは、風のように街路がいろをかけぬけ、まちかどをまがっておかへむかって走っていった。
そのうちに、ふと、こんなにじぶんが書けないのは、ねんがらねんじゅう、かべだの街路がいろだのしか目にはいらない、こういう町なかにいるからじゃないだろうか。
ふとわがあゆ街路がいろ前方ぜんぽうけた。五六けんさきから年頃としごろむすめが歩いて來る。
虚弱 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)