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からにしき
ふりがな文庫
“からにしき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
唐錦
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唐錦
(逆引き)
竜田
(
たつた
)
だの
唐錦
(
からにしき
)
だのと名を附けて、朝夕その頭数を勘定しているような
世中
(
よのなか
)
になっては、もうカワセミも
安閑
(
あんかん
)
として、ヒイーなどとは啼いてはいられないのである。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
見渡せば正面に
唐錦
(
からにしき
)
の
茵
(
しとね
)
を敷ける上に、
沈香
(
ぢんかう
)
の
脇息
(
けふそく
)
に身を持たせ、
解脱同相
(
げだつどうさう
)
の
三衣
(
さんえ
)
の
下
(
した
)
に
天魔波旬
(
てんまはじゆん
)
の慾情を去りやらず、一門の榮華を三世の
命
(
いのち
)
とせる入道清盛、さても
鷹揚
(
おうやう
)
に坐せる其の傍には
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
緑
(
みどり
)
に
映
(
は
)
ゆる
唐錦
(
からにしき
)
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
からにしき(唐錦)の例文をもっと
(8作品)
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