“かひば”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カヒバ
語句割合
飼葉40.0%
飼場20.0%
飼料20.0%
飼糧20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「馬の飼葉かひばに牡蠣をやつてくれ。」——それを聞いたお客達は、今迄話してゐたお喋舌しやべりめて、一斉に此方こちらを振り向いた。
丁度飼場かひばで羊の子が啼くやうに。
馬は人の近づいたのを見てがさ/\と敷き込んである落葉を踏みつけながらフヽフヽと懷しげに鼻を鳴らして馬塞ませ棒から首を出して吊つてある飼料かひば桶を鼻づらでがた/\と動かして居る。
芋掘り (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
若し馬醉木の花か葉を喰はせるか、その煮汁を飼糧かひばに入れて馬にやり、醉つたところへ尻に一本吹矢を射込んだとしたら、馬は正氣を矢つた氣狂ひのやうに飛び出すにきまつて居る。