“かたもんぜん”の漢字の書き方と例文
語句割合
片門前100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
漸々だんだん自分の行末いくすえまでが気にかかり、こうして東京に出て来たものの、何日いつ我がのぞみ成就じょうじゅして国へ芽出度めでたく帰れるかなどと、つまらなく悲観に陥って、月をあおぎながら、片門前かたもんぜんとおりを通って
死神 (新字新仮名) / 岡崎雪声(著)
「やはり同区内で、芝の片門前かたもんぜんにいるとかいうことでした。」
(新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「そうだ。片門前かたもんぜんに巣を食っていた奴だ」
半七捕物帳:52 妖狐伝 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)