“かたがは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
片側87.5%
一側12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
讀者よ、くすしき戲れを聞け、彼等みな目を片側かたがはにむけたり、しかも第一にかくなせるは彼等の中ことにその心なかりしものなりき 一一八—一二〇
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
銀行ぎんかうよこにして、片側かたがははら正面しやうめんに、野中のなか一軒家いつけんやごとく、長方形ちやうはうけいつた假普請かりぶしん洋館やうくわん一棟ひとむねのきへぶつつけがきの(かは)のおほきくえた。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
若しこの堤の一側かたがは對面むかひかはより短かゝらずば、彼のことはしらねど、我は全く力盡くるにいたれるなるべし 三四—三六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
我は一側かたがはに、萬物よろづのもののうち最も尊く造られし者が天より電光いなづまのごとく墜下おちくだるを見き 二五—二七
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)