“おおいき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大呼吸40.0%
大息40.0%
太息20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大呼吸おおいきを胸でくと
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
日頃ひごろ眺むる東京の煙も、此四五日は大息おおいき吐息といきの息巻荒くあがる様に見える。然し此処ここは田舎である。都の師走しわすは、田舎の霜月しもつき冬枯ふゆがれの寂しい武蔵野は、復活の春を約して、麦が今二寸に伸びて居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
と云いますから、お島が急いで持ってまいった茶碗の水をグッと呑みほして太息おおいきき、顔色をやわらげまして
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)