“あんやうじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
安養寺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
抑々そも/\久八はさんぬ元祿げんろくころ京都きやうと丸山通りに安養寺あんやうじと云大寺有り其門前町に住て寺社じしや巨商等きよしやうとうへ出入を爲す割烹人れうりにん吉兵衞と云者いまだ獨身どくしんゆゑつますゝむる者の多かりしがやが良縁よきえん有てお久とよばる女を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
願ふ事いと不審いぶかしくぞ思ひける扨も此甲州屋吉兵衞と云は其已前京都丸山安養寺あんやうじ門前に住居せし彼の料理人吉兵衞にして東都へくだみぎり藤川宿のはづれへ小兒を棄其後江戸表へ出て從弟いとこの甚兵衞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)