“あゐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
98.0%
2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又対岸の蘭領のリオ島ほか諸島が遠近につて明るい緑とこいあゐとを際立たせながら屏風の如くひらいて居るのも蛮土とは想はれない。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
その手を摩払すりはらひつつ窓より首をいだして、停車場ステエションかたをば、求むるものありげに望見のぞみみたりしが、やがてあゐの如き晩霽ばんせいの空を仰ぎて
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
たゞ、和蘭陀オランダ貴公子きこうしの、先刻さつきからむすめかよはすあゐたゝへたうつくしさ。
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)