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ありあけづき
ふりがな文庫
“ありあけづき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
有明月
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
有明月
(逆引き)
それから
昨夜
(
ゆうべ
)
の、その月の射す窓から
密
(
そっ
)
と出て、
瓦屋根
(
かわらやね
)
へ下りると、夕顔の葉の
搦
(
から
)
んだ中へ、
梯子
(
はしご
)
が隠して掛けてあった。
伝
(
つたわ
)
って庭へ出て、裏木戸の鍵をがらりと開けて出ると、
有明月
(
ありあけづき
)
の山の
裾
(
すそ
)
。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
有明月
(
ありあけづき
)
もうすれゆくいなのめ
放翁鑑賞:06 その六 ――放翁絶句十三首和訳(つけたり、雑詩七首)――
(新字旧仮名)
/
河上肇
(著)
薫はそれに続いてあの
琵琶
(
びわ
)
と琴の合奏されていた夜の
有明月
(
ありあけづき
)
に
隙見
(
すきみ
)
をした時のことを言い
源氏物語:49 総角
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
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