トップ
>
『木枯紀行』
ふりがな文庫
『
木枯紀行
(
こがらしきこう
)
』
——ひと年にひとたび逢はむ斯く言ひて 別れきさなり今ぞ逢ひぬる—— 十月二十八日。 御殿場より馬車、乗客はわたし一人、非常に寒かつた。馬車の中ばかりでなく、枯れかけたあたりの野も林も、頂きは雲にかくれ其処ばかりがあらはに見えて居る富士山麓一 …
著者
若山牧水
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約28分(500文字/分)
朗読目安時間
約46分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
自
(
おのづ
)
蔓
(
かづら
)
結
(
ゆは
)
宿
(
しゆく
)
愛
(
かな
)
尾根
(
をね
)
言
(
こと
)
彼処
(
あそこ
)
熾
(
おこ
)
消
(
け
)
榾火
(
ほだび
)
杳
(
はる
)
戸外
(
おもて
)
籠坂
(
かごさか
)
黒紫
(
くろむらさき
)
須走
(
すばしり
)
峡間
(
はざま
)
幾所
(
いくところ
)
臍
(
へそ
)
手当
(
てあて
)
終
(
つい
)
栂
(
つが
)
朝立
(
あさだち
)
為事
(
しごと
)
火傷
(
やけど
)
湖
(
うみ
)
土気
(
つちけ
)
根場
(
ねんば
)