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『疑問と空想』
ふりがな文庫
『
疑問と空想
(
ぎもんとくうそう
)
』
一ほととぎすの鳴き声 信州沓掛駅近くの星野温泉に七月中旬から下旬へかけて滞在していた間に毎日うるさいほどほととぎすの声を聞いた。ほぼ同じ時刻にほぼ同じ方面からほぼ同じ方向に向けて飛びながら鳴くことがしばしばあるような気がした。 その鳴き声は …
著者
寺田寅彦
ジャンル
自然科学 > 自然科学 > 科学理論 科学哲学
初出
「科学知識」1934(昭和9)年10月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
抑揚
(
アクセント
)
啼音
(
ていおん
)
雁
(
がん
)
三越
(
みつこし
)
信州
(
しんしゅう
)
律動
(
リズム
)
沓掛
(
くつかけ
)
滑翔
(
かっしょう
)
郭公
(
かっこう
)
雌
(
めす
)