“鯉淵”の読み方と例文
読み方割合
こひぶち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夕暗迫る河原の上を犬のやうに這つて脱れた。壬生鳥居氏の手兵は閧の天狗のにがてだつた。鯉淵こひぶち勢には一度も勝てなかつた天狗だが、壬生にも始終痛めつけられた。
天狗塚 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)