正宗菊松まさむねきくまつ)” の例文
この新発生動物層は果して何物であるか、というのが、本篇の主人公、正宗菊松まさむねきくまつ氏の胸にいだいた恐怖の謎であった。実にむつかしい謎である。
現代忍術伝 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)