二百二十日にひゃくはつか
きのふは二百二十日であつて、おとゝひから蒸し暑く豪雨を降らしたり嵐がおとづれたりして、たゞならん景色であつた。それがきのふ午後になつて颱風が過ぎ去つて了つたのであらう、空を見ると雲は未だ空を覆うてはをるが併しその雲の色も險惡な色は無くなつて …