『且8氏の出発』
亀裂の入つた荘稼泥地に一本の棍棒を挿す。 一本のまま大きくなる。 樹木が生える。 以上挿すことと生えることとの円満な融合を示す。 沙漠に生えた一本の珊瑚の木の傍で豕の様なヒトが生埋されることをされることはなく淋しく生埋することに依つて自殺す …
著者 | 李箱 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 詩歌 |
初出 | 「朝鮮と建築 第十一集第七号」朝鮮建築会、1932(昭和7)年7月 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約2分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約2分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
脖頸