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『LE URINE』
ふりがな文庫
『
LE URINE
(
)
』
焔の様な風が吹いたけれどもけれども氷の様な水晶体はある。憂鬱は DICTIONAIRE の様に純白である。緑色の風景は網膜へ無表情をもたらしそれで何んでも皆灰色の朗らかな調子である。 野鼠の様な地球の険しい背なかを匍匐することはそも誰が始め …
著者
李箱
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「朝鮮と建築 第十集第八号」朝鮮建築会、1931(昭和6)年8月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)