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『国技館』
ふりがな文庫
『
国技館
(
こくぎかん
)
』
生れてはじめて本場所といふものを、見せてもらつたわけであります。世人のわいわい騷ぐものには、ことさらに背を向けたい私の悲しい惡癖から、相撲に就いても努めて無關心を裝つて來たわけであります。けれども、内心は、一度見て置きたいと思つてゐたのであ …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「相撲 第五巻第六号」1940(昭和15)年6月15日
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)