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『檀君の近業について』
ふりがな文庫
『
檀君の近業について
(
だんくんのきんぎょうについて
)
』
檀君の仕事の性格は、あまり人々に通じてゐない。おぼろげながら、それと察知できても、人々は何かの理由で大事をとつて、いたづらに右顧左眄し、笑ひにまぎらはし、確言を避ける風である。これでは、檀君も、やり切れぬ思ひであらう。 檀君の仕事の卓拔は、 …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「日本浪曼派 第三巻第七号」1937(昭和12)年9月1日
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)