トップ
>
『魚服記に就て』
ふりがな文庫
『
魚服記に就て
(
ぎょふくきについて
)
』
魚服記といふのは支那の古い書物にをさめられてゐる短かい物語の題ださうです。それを日本の上田秋成が飜譯して、題も夢應の鯉魚と改め、雨月物語卷の二に收録しました。 私はせつない生活をしてゐた期間にこの雨月物語をよみました。夢應の鯉魚は、三井寺の …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「海豹通信 第七便」1933(昭和8)年3月25日
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)