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『白河の関』
ふりがな文庫
『
白河の関
(
しらかわのせき
)
』
思へば夢に似たる哉。われ十九歳の時、仙臺なる叔父を訪はむとて、東京より徒歩したることありき。音に聞きつる白河の關の跡は白河にあるものと思ひしに、白河に至りて、始めて南方三里の外にあることを知りぬ。さらばとて南湖を經て訪ねゆく。岐路あれども、 …
著者
大町桂月
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約8分(300文字/分)