石田堤いしだづつみ
『石田三成』一部、朝吹英二氏よりおくりこさる。名は知り居れど、面識は無き人也。氏の著書かと思ひしに、さにあらで、氏はいたく石田三成に同情を表し、其事跡を世に明かにせむとて、渡邊世祐氏にたのみてこの書をつくらしめ、非賣品として、梓に上したる也 …