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『阿武隈川水源の仙境』
ふりがな文庫
『
阿武隈川水源の仙境
(
あぶくまがわすいげんのせんきょう
)
』
『白川へ至りて甲子の山見ざらむは、甲子の門過ぎて入らざるが如し。甲子の山へ到りて楓葉の景見ざらむは、堂に至りて室に入らざるが如し』とは、白河樂翁公の記せる所也。夏の事とて、その所謂、室には入るを得ざれど、いざ往いて堂に上らむ哉。 一家一族あ …
著者
大町桂月
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約17分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
衡門
(
かぶきもん
)
釣掛
(
かんかけ
)