『探偵小説思い出話（たんていしょうせつおもいでばなし）』
新青年ではじめて探偵小説の懸賞募集をやったのは昭和何年であったか、戦災による罹災で書籍や参考記録の一切を焼いてしまった私の手元では、今はっきりと判らないが、何でも枚数は五十枚、賞金は一等五百円であったかと思う。 その時故人夢野久作さんの『押 …
著者山本禾太郎
ジャンル文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出「ぷろふいる」1946（昭和21）年7月
文字種別新字新仮名
読書目安時間約6分（500文字/分）
朗読目安時間約9分（300文字/分）