初期詩篇しょきしへん
日輪は遠く逃げゆく 有明けの天上ふかく 日輪は遠ざかりゆく 仰ぎ見よ暁闇の空 罪びとの涙もしるく 薄冥の雲間に凍り 日輪は遠く消えゆく 一九四三・十二・三十一 海に溶け込む太陽だランボオ かれは真昼の海に眠る。 茫洋たる音楽のみどりに触れあ …
作品に特徴的な語句
香髪においがみ