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『季節の変るごとに』
ふりがな文庫
『
季節の変るごとに
(
きせつのかわるごとに
)
』
季節の変るごとに、武蔵野はそれより一足先きに春秋の風がふき、霜も雪も早く来る、夏草が茂るのも早い。その野原に近い家で何年か暮して来て、毎日の生活には季節の物をたべてゐるのが一ばんおいしく、一ばん経済であることもおぼえた。 冬から春にかけ、ら …
著者
片山広子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「美しい暮しの手帖 八号」1950(昭和25)年7月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約9分(300文字/分)