小石川台こいしかわだい
東京に移り住みてより茲に三十年、東京は、第二の故郷なり。その東京にて、居を更へしこと、幾十度なるを知らざるが、感化と印象との最も多く殘れるは、小石川臺也。そは、杉浦重剛先生の稱好塾に寓したれば也。聞く、先生この頃、毎土曜日の夜に、徒を集めて …