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『北総の十六島』
ふりがな文庫
『
北総の十六島
(
ほくそうのじゅうろくとう
)
』
利根川の下流、霞ヶ浦の末と相會する處、十六島は今ひとつに成りたれども、水路縱横、烟霞縹渺、白帆相望み、漁歌相答へ、名たゝる三社、屹として水湄に鼎立す。三社とは、香取祠、鹿島祠、息栖祠、是れ也。 高天原より下りて、一劍天下を風靡し、餘威を常總 …
著者
大町桂月
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)