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『国府台』
ふりがな文庫
『
国府台
(
こうのだい
)
』
烟分遠樹幾層横。脚下刀河晩忽明。捲地風來枯葉走。伯勞吐氣一聲々。 苦吟漸く成る。何となく、うれし。ひとりにて飮む酒も、一種の味を生ず。詩は、よかれ、あしかれ、出來れば、うれしき也。苦しめば、苦しむほど、猶ほうれしき也。 余は、國府臺の上、掛 …
著者
大町桂月
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約18分(300文字/分)