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『石』
ふりがな文庫
『
石
(
いし
)
』
私の家に門から玄関まで、ずつと石が敷いてある。 私は、始めは土をふんで歩いた。その頃からこの石とはお馴染である。何度この石につまづいて、口惜しい思ひをしただらう。 「こんな邪魔な石!どけちやえばいゝのに……」と、けとばして見たことも何度かあ …
著者
平山千代子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
題名が同じ作品
石
(新字旧仮名)
/
尾崎放哉
(著)