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『鴎外を語る』
ふりがな文庫
『
鴎外を語る
(
おうがいをかたる
)
』
鴎外を語るといつても、個人的接触のごとき事実は殆ど無く、これを回想してみるよすがもない。をかしなことである。錯戻であらう。さうも思はれるぐらゐ、自分ながら信じられぬことである。 それにはちがひないが、鴎外としいへば、その影は、これまでとても …
著者
蒲原有明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日本文学
初出
「藝林間歩 第二十一号」1948(昭和23)年4月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約17分(300文字/分)