作者の言分さくしゃのいいぶん――八月創作評を読んで――――はつがつそうさくひょうをよんで――
短評読みましたが、正面からの批評ではないので、あれを手掛りに返事のしやうもありません。あの作品に対する僕の気持だけを一言のべておきます。 あの作品は僕の近頃のものでは異例に属し、近頃僕がほんとに書かうとしてゐることは、最極の血なまぐさゝにま …