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『遠大なる心構』
ふりがな文庫
『
遠大なる心構
(
えんだいなるこころがまえ
)
』
不平、希望、有るといへば多々ありますけれど、小さなことでごて/\言ひたくありません。私は黙つて立派な仕事をしたいのであります。けれども、私のこのなかなかに愛すべき心構えをすら脅やかさうとする悪気には(——ああ、小人故男子一生の心構えすらぐら …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「文学界 復活号第一巻第一号」文圃堂書店、1934(昭和9)年6月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)