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『私の探偵小説』
ふりがな文庫
『
私の探偵小説
(
わたしのたんていしょうせつ
)
』
私は少年時代から探偵小説の愛好者であったが、日本で発行されたほぼ全部の探偵小説を読むに至ったのは戦争のおかげであった。 戦争中は酒も飲めなくなり、遊ぶ所もなくなり、雑誌もなくなって小説を書く当もなくなったから、残されたのは読書だけ。私はその …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「宝石 第二巻第六号」1947(昭和22)年6月25日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
題名が同じ作品
私の探偵小説
(新字新仮名)
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坂口安吾
(著)