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『「あひびき」に就て』
ふりがな文庫
『
「あひびき」に就て
(
「あいびき」について
)
』
わたくしが長谷川二葉亭氏の名を知りはじめたのは「國民之友」に出た「あひびき」からである。明治二十一年の夏のころであつたが、わたくしは未だ中學の初年級であり、文學に對する鑑賞力も頗る幼稚で、その頃世間にもてはやされてゐた「佳人の奇遇」などを高 …
著者
蒲原有明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「二葉亭四迷」易風社、1909(明治42)年8月1日
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約8分(300文字/分)