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『龍土会の記』
ふりがな文庫
『
龍土会の記
(
りゅうどかいのき
)
』
龍土會といつても誰も知る人のないぐらゐに、いつしか影も形もひそめてしまつてゐる。そのやうに會はたとへ消滅したものであるにしても、會員であつた人々は殘つてゐなくてはならないが、さて自分が會員であつたと名のりを揚げる特志者はまづ無いといつてよい …
著者
蒲原有明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「文章世界」1915(大正4)年4月
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約17分(500文字/分)
朗読目安時間
約28分(300文字/分)